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大阪の外構工事業者が解説|土留めの重要性と種類

2019 年 11 月 27 日 カテゴリー:コラム Disigner’s eye
  • 記事執筆者:sotoyakobo
  • sotoyakobo

「土留め」という言葉をご存知でしょうか
傾斜のある土地に家を立てる際には、この土留めという外構工事が必要です。
多くの方にとってこの土留めという言葉は馴染みがないと思います。
しかし、この土留めには様々なメリットがあり、家の様式に合わせた工事方法があります。
そこで、今回は土留めのメリットと工事の種類についてご紹介します

 

□土留めとは

土留めとは、一言で言うと土が崩れることを防ぐ仮設構造物を指します。
つまり仕切りの役割を果たします。
傾斜のある土地に家を立てる際には、この工事が必要です。
また、家の玄関に階段をつける際にも必要です。
傾斜のある土地では、土地を平らに使う際に高低差のある部分から土が崩れてくることを防ぐために使われます。
階段を作る際には、土留めが仕切りの役割を果たし、階段の段差を作れます。
この土留めがない場合、横からの圧力や雨、地下水などの影響によって土砂が崩壊するため、とても危険です。

 

□土留めのメリット

*傾斜のある土地に家を建てられる

土砂を防ぐ仕切りを立てるため、傾斜のある土地に家を立てられます。
この土留めを行わないと、傾斜地がデッドスペースとなり土地を有効活用できないことにつながります。
傾斜のある土地は比較的土地の値段が安い傾向があるため、値段を抑えて家を建てられる可能性があります。

*防犯に役立つ

土留めによって高低差をつけることで防犯につながります。
高低差によって、周囲からプライバシーが見えにくく、室内にいるのか、外出中なのかがわかりにくくなるため、防犯につながります。

*近所への配慮

土留めを行わないと雨や土地の状況によって、土が隣の敷地に流れ込んだり土砂が崩れたりする恐れがあります。
これが原因で近隣トラブルに発展する恐れがあります。
そのため、土留めが重要です。

 

□土留めの種類

以下では、家を立てる際に使われる土留めの種類についてご紹介します。

*親杭横矢板工法

こちらの工法は、木製の板で仕切りを作る工法です。
芯となる棒状の「H鉄鋼」という鉄柱を打ち込み、その鉄柱の間に木製の板をはめ込んでいきます。
木製の板を使うため水に弱く、地下水が流れている土地には向きません。
そのため、地下水が流れている地点よりも浅い地点で使われる工法です。

*シートパイル工法

こちらの工法はシートパイルという鋼製で板状の杭を打ち込んで仕切りを作っていく工法です。
鋼製の仕切りを使うため、水に強いです。

*ソイルセメント柱列壁工法

こちらの工法は土とセメントミルクをよく混ぜ合わせ、鋼鉄製のある壁を作り、仕切りを作っていきます。
鋼鉄製を持ち安定性が高いため、地盤の変状が問題となる場所に向いています。
また、こちらも水に強い特徴を持ちます。

 

□土留め(エクステリア)

庭や駐車場のスペース、階段、花壇の土台を作る際にも土留めが行われる場合があります。
高低差が小さい場所では、ご自身の好きな素材を使えます。
洋風のデザインを作りたい場合はレンガを使えます。
また、コンクリートや木材、丸太などの素材を使えます。
土留めとして植物を使っても良いでしょう。
ただし、発育がよく強い力を持つ植物を選ぶことが重要です。

 

□土留めに使われる擁壁(ようへき)の種類

擁壁とは土留めに使われる「土を留める」壁状のものを指します。
経年劣化によってヒビが入ることがあるため、見つけた際はすぐに業者に連絡しましょう。

*コンクリート

擁壁の種類としてコンクリートがあります。
L字型をしているものからブロック状のものまで様々な形があります。

*レンガ

花壇など高低差の小さな場所にはレンガが擁壁として使われます。
デザイン性の面からも使われることが多いです。

*化粧ブロック

一般的なコンクリートとは異なり、ブロックの表面に凹凸や様々なカラーバリエーションがあるものを化粧ブロックと言います。
様々な色があるため家の景観を壊すことなく、おしゃれに仕上げられます。
また、汚れにくい加工がしてあるものや、陶器風、タイル風、石材風などデザインも豊富な種類があるため、ご自身が気にいったものを選べます。

 

□まとめ

今回は、土留めのメリットと工事の種類についてご紹介しました。
普段馴染みのない土留めですが、家を立てる際や庭に階段やガーデニングの場所を設ける際など、様々な場所に使われています。
土留めに使われる擁壁の色やデザイン、種類も豊富にあるためご自身の要望にあったもので土留めを行えます。
ただし、擁壁は経年劣化によってヒビが入ることがあります。
その際はすぐに業者に連絡することが大切です。
土留めはご自身の目的にあった高さや工法を選ぶことが重要です。
今回の記事を参考に、土留めについて検討してみてください。
当社は大阪を中心に外構工事を行なっているエクステリアデザインのプロです。
庭や外構を、機能を重視しながらおしゃれにデザインできます。
何かご相談したいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。