
こんにちは!
先日の降雪で、彦根店では初めて雪かきを行いました(^^)/
そのときの雪の様子がこちら↓
ボンポス君も雪の帽子をかぶってご満悦(*^^*)
この雪ももうこんなに降ることはないのかなあと思うと少し寂しい気持ちです…
さて、前置きが長くなりましたが、
本日はグランドカバーについて少しお話をしたいと思います(^^)
(話が長くなるので、前半・後半に分けてお話をします)
グランドカバーとは、グランド(地面)とカバー(覆う)で「地面を覆う植物」のことです。
グランドカバーには一般的に、上に生長するタイプの植物と
植えると地面を這うように育つ匍匐性(ほふくせい)タイプの植物があります。
グランドカバーならどこに植えてもいいわけではなく、
適材適所といいますか、場所によって使い分けてあげるといいかなと思います。
前半のお話では、「カースペースの目地や、少しの隙間に彩りを足したい場合」
後半のお話では、「広い範囲にグランドカバーを敷きたい場合」
と分けてお話したいと思います。
グランドカバーのメリット
①雑草対策になる(生えにくくなり、管理が楽になる)
②地盤を固める役割をする
③ほこり・泥はねの防止
④見栄えが良くなる
良くさせて頂くのは、土の隙間を埋める下草として植えさせて頂くことが多いです。
グランドカバーの緑が映え、見た目の植栽のレベルもぐんとアップします(^^♪
カースペースの目地や、少しの隙間に彩りを足したい場合は、
セダムや、アジュガ、ベロニカ・オックスフォードブルー、リシマキア・ヌンムラリア、
ヒメツルソバ、イベリス・センペルヴィレンス、ポテンティラなどのグランドカバーが向いています。
セダム
ベンケイソウ科の多肉植物。
もともと北半球や南アフリカの温暖な地域に生息する植物で、海岸の岩場などに自生しています。
繁殖力も強く、どんどん増やすことができるのでグランドカバーに向いています。
強靭な性質と、地表を這うように成長することからグランドカバーや屋上緑化によく使われています。
↓目地の間に植わったセダムの例
リシマキア・ヌンムラリア
サクラソウ科オカトラノオ属(リシマキア属)の多年草。
日当たりの良い所から明るい半日陰まで、場所を選ばず育てる事が出来ますが、
夏の暑さには弱く、比較的寒い方が良く育ちます。
冬、あまり寒さに当たると枯れてしまう事がありますが、また春になると新芽が出て来ます。
ヒメツルソバ
タデ科の多年草。原産地はヒマラヤですが、日本でも半野生化するほどよく増えます。
真夏を除き春から秋まで、ソバの花によく似た小花が多数集まった直径1cmほどのピンク色の花を咲かせます。
暑さと乾燥に強いので、夏のグラウンドカバーにもおすすめです。
アジュガ
シソ科の多年草。
元株からランナーを旺盛に伸ばし日当たりが悪い場所でもよく広がります。
花のない時期は葉っぱは地べたにくっついているような見た目をしていますが、
春になると株元から花茎を直立させピンク、紫、白の小花をいっせいに咲かせます。
葉っぱが斑入りやチョコレート色など葉の色も多品種あります。
耐寒性、耐暑性があり、丈夫な植物です。
ベロニカ・オックスフォードブルー
ゴマノハグサ科の宿根草。
ベロニカは性質が強く、一度根付けば特に世話がいらない草花です。
這うように生長していくので、うまく根付けば花のかわいいグランドカバーになります。
冬場も葉っぱがあるので、庭が寂しくならず1年通してグランドカバーとなります。
耐寒性、耐暑性の両方とも強く、東京のような酷暑でもまったく問題なく育っています。
ちょっと伸びたら切り戻しておくとよいので管理も楽です。
イベリス・センペルヴィレンス
アブラナ科の多年草。
春に株一面に白い小花をびっしりと咲かせます。
日当たりを好み、花後に切り戻しをすればあとは放っておいても大丈夫な多年草です。
耐寒性、耐暑性もあります。
ポテンティラ
バラ科の多年草。
品種がたくさんあってグランドカバーに向くタイプの品種もあります。
花色がとても豊富でとても可愛らしい花が初夏に開花します。花丈も様々。
横に広がるので他のグランドカバーと組み合わせても素敵です。
↓ベロニカとゼダム、リシマキアの組み合わせ
グランドカバーは植え方次第でいろんな場面で活躍してくれます(*^^*)
複数の種類のグランドカバープランツを組み合わせて、
花や葉の形と色合わせを楽しみながらお気に入りの空間を作ってみてはいかがでしょうか。
後日、グランドカバー後半「広い範囲にグランドカバーを敷きたい場合」についてお話します(^^♪