京都の外構デザイン・エクステリア工事を手掛ける そとや工房(京都店)から
お庭の話題や日々の出来事を発信しています φ(ゝω・)+゚
日本の建築現場では、高層ビルはもちろん個人住宅でも
単管パイプ(鋼管)を専用のクランプで繋いで足場を組んでいくのが常識です。
安全性や耐久性、価格や工期など、総合的に考慮すると
これがベストな選択ということなのでしょうか。
実は香港では、この足場に今でも竹が使われています。
50階建て以上の高層ビルでも竹足場が使われるというので驚きです。
こんな感じで
拡大してみるとてっぺんまで竹(これではちょっと解りにくいですが)
結束はビニール紐のようなものだけ。
斜めに入った竹は日本の木軸住宅の筋交いのようなものでしょうか?
こんな足場まで作ってしまいます。
竹を使う理由はいろいろあるようですが
一つは鋼管に比べてはるかに安いから。
また竹は軽くて持ち運びがしやすく丈夫。
高温多湿の香港では鋼管が錆びやすい。
適度なしなりが足場全体に柔軟性を持たせ
台風や衝撃を吸収するなどなど

日本では考えられないような話ですが現実のようです

<電車男>