初めての外構依頼

初めての造園・外構依頼

作りたいお庭をかたちにするために、
外構を依頼する業者選びのポイントや注意点などをご紹介します。

設計内容に関する説明ができる業者か?

ひとつ、駐車スペースなどに使用する土間コンクリートの施工に関する話をご紹介しましょう。とある業者が7cmで十分だと判断した際、SOTOYAでは、最終的に10cmと判断しました。

これは、7cmが悪い、問題があるという話ではありません。地盤によって適切な厚みは変わります。しかし、弊社では、費用面も考慮し、内部調査を省いているため、多くの場合問題がないと判断できる厚みを選択しました。万が一問題が発生した場合は責任をとりますし、地盤に問題がある場合は改良工事などを随時行います。

一方、厚みがあればあるほど良いという話ではありません。必定以上の厚みは、無駄となったり、厚すぎることによるデメリットを招いたりする可能性が高いです。

また、他社のデザインを流用する業者の場合も、デザインに関する説明ができません。単独で見れば、良いデザインであっても、全体で見た場合、統一性やポリシーがありません。

設計内容・デザイン面に関して、しっかりと説明ができる業者を選ぶことが重要です。専門用語で誤魔化すことなく、わかりやすく解説してくれるかどうかをチェックしましょう。

見積もり内容を確認する際は、総額だけではなく、詳細をご確認ください。その上で、外構業者に尋ねることをおすすめします。どのような些細なことであっても、きちんと説明できる業者は、良い業者と言えるでしょう。

コミュニケーション能力が高く、要望を読み取ってくれる業者か?

一般のお客様にとって「外構」は、あまり馴染みのない分野です。駐車台数や自転車置き場が必要かなど、機能的な部分は、話す上で確定します。しかし、好みやデザインの話は、言語化することが難しいものです。

お客様が話すイメージと業者が受け取るイメージに、差異が出るケースは少なくありません。

例えば「イングリッシュガーデンの庭」と言ったとしても、ロックガーデン風から宮廷のようなシンメトリーなど、様々なケースが考えられます。言葉を過信しすぎず、写真や画像を積極的に使い、イメージの共有をはかってくれる業者、喋っていく中で、自分のイメージをしっかり受け取ってくれると感じられる業者は、安心できる外構業者と言えるでしょう。

デザイナーが社内に在籍しているか?多彩な実績があるか?

多くのハウスメーカーの場合、デザインは外注しているケースが多いです。社内にデザイナーが在籍していることは、ひとつの目安となるでしょう。SOTOYAには、複数名のデザイナーが在籍しています。

さらに、単純な実績数ではなく質と内容も確認すべきポイントです。多彩な実績を持つ外構業者の場合、お客様の要望に応えられる可能性が高まります。ショールームだけでなく、実際の施工事例を確認することで、イメージを掴みやすくなるメリットもあります。

安さだけをアピールする業者に要注意!

外構は、内容・デザイン・目的・お客様の好みなど、一軒一軒、全てが異なるものです。しかし、実際には値段の安さだけをPRする業者が後を絶ちません。お客様は「同じ条件なら、安い方がいい」と思われるかもしれませんが、全ての条件を無視して安さだけをPRする業者は、他に売りがないとも考えられます。

他所の図面と見積もりの持参を推奨する業者?
自社のポリシーがない可能性大!

「他の会社の図面、見積もりをご持参ください!さらに低価格で施工します!」などとうたう業者を見かけたことはありませんか?

理論上は、他の会社の図面を使うことで、デザイン面などの制作コストを下げることができます。その分、お客様からいただく金額を下げることは可能です。
しかし、デザインとは表面的な見た目だけを意味するものではありません。周囲との調和、地盤など、様々な条件を元に、形や大きさなどを提案しています。全てのデザインには、意味・理論が存在していますが、他社図面の流用からは、そういった情報は読み取れません。