四半貼りの魅力(栗東市)

四半貼

本日の話題は、
タイルの貼り方にも「こだわり」を。な、話です。

お庭を綺麗にしたいんだけど、基本的には自分で行うので、
タイル工事だけお願いしたい、とのご相談。

before

草木の浸食が目立ちます(;’∀’)

 

工事中①

窓の前を整地し、タイル施工範囲の位置だししております

 

 

工事中②

下地となるコンクリートを打設し、いよいよタイルを貼っていきます

 

 

完成

斜めに貼っていく「四半貼り」という貼り方で施工させていただきました。
寺社仏閣建築に多く見られるもので、空間に引き締まった印象を与える貼り方です。
建物に対して45度に振った正方形のタイルを整然と並べるだけ、なのですが、
下地の段階で非常に緻密な計算が必要なうえ、手間がかかる方法です。
建物の角(出隅)とタイルの角(出隅)が1直線の目地で通り、かつ、
タイルの出隅はタイル半分の三角形で納めないと、美しく見えません。
施工上のハードルが非常に高いのです。
それに加えて、隅柱の基礎石や、窓前にある沓摺石の周りにもタイルを貼ります。
職人さん泣かせ?職人さんの腕がなる今回のミッション。

 


目地の通りもバッチリです。
基礎石との取り合いも、見事です。

 


沓摺石の後ろも・・貼る!
手が入れば、貼る!
職人さんの気概あふれる魂を感じます。

 


水に濡らすと、黒さが増し、凛とした落ち着きある雰囲気に。

 

職人さんでもあるお施主様ご自身から、
担当の職人さんを絶賛いただき、無事に
お庭作りのバトンタッチをさせて頂きました。

ますます、良くなるお庭作りが楽しみです。

K様、今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。

 

 

 

今回のように、
タイルの貼り方で、廻りの雰囲気は「ガラリ」と変わります。
適材適所でこだわりヒカる提案をさせていただきますので、
皆様、ご相談お待ちしております。

NK

気になる外構や、
お悩みがありましたら
ぜひこちらからお問合せください

この記事を書いた人

目次