
お家の外壁にも多く用いられる塗装仕上げですが
思っていた色と違う、もう少し明るい色だと思っていた、などなど・・・
お家が完成してからこのようなお声を耳にすることがあります。
色を選ぶ際使う色見本や塗板は、実際使用する面積の何分の一かのサイズなので
イメージを膨らますのも難しいかと思います。
そこで今回は、色見本や塗板で色を選ぶ際、気を付けていただきたい点をご紹介します。
①面積効果
面積効果とは、小さい面積に塗った色と大きい面積に塗った色とでは色が違って見える現象です。
これは、目の錯覚によるものです。
■明るい色の場合
・明度(色の明るさ)▷▷▷面積が大きいほど、色が明るく(薄く)見えます
・彩度(色の鮮やかさ)▷▷▷面積が大きいほど、色が鮮やかに見えます
・色相(色味)▷▷▷面積が大きいほど、色合いが強調されて見えます
→色見本等で色を選ぶ際は、希望する色よりも少し暗めの色を選ぶことをオススメします
■暗い色の場合
・明度(色の明るさ)▷▷▷面積が大きいほど、色が暗く見えます
・彩度(色の鮮やかさ)▷▷▷面積が大きいほど、色がくすんで見えます
・色相(色味)▷▷▷面積が大きいほど、色合いが強調されて見えます
→色見本等で色を選ぶ際は、希望する色よりも少し明るめの色を選ぶことをオススメします
②条件の違いによる見え方の違い
色は、蛍光灯の下で見る時と、太陽光の下で見る時とでは見え方が違い、太陽光の方が明るく見えます。
→最終色を選ぶ際は、屋外でどのように見えるかの確認をオススメします
外構でも塗装をすることは多々ありますので
ぜひ、参考にしてみてください*
chiba