縁起木 

京都の外構デザイン・エクステリア工事を手掛ける そとや工房(京都店)から
お庭の話題や日々の出来事を発信しています φ(ゝω・)+゚ 
毎日本当に寒い日が続きます。
会社の行き帰りの道を歩いていると
庭先に山茶花、椿の花が咲いているのを見かけます。
そしてあとは
赤い実のついた植物も!
クロガネモチ、センリョウ、マンリョウ、ナンテン、、、、
冬空の中、赤い実は目を惹きます。
そして鳥たちが赤い実を食べにきている姿は本当にかわいい。
そうえいば
神社やお寺、ひと昔の住宅地の庭先にナンテンの木がよく植えられているなと。。。
60%ぐらいの確率である気がします。
ナンテンという名前から
「難を転じる」という連想させるので縁起木として、また防火・厄除けとして庭先や鬼門にも植えらていたのでしょう。
またマンリョウ、センリョウ、クロガネモチも同じく縁起木としてよく植えられていたようです。
赤い実をつける植物は縁起物なんですね!
その時の流行もあるかもしれませんが、
ひと昔は庭木を選ぶ時、
縁起ものや言い伝え的な考えを取り入れることが多かったのかもしれません。
そして、昔は自然の中で遊ぶ機会も多く、樹木や植物の知識も豊富だったのかもしれないですね。
最近の新築の庭にはナンテンのような木はほとんど見かけません。
そのうちナンテンのような縁起木の姿を見かけなくなるかも。。。。。
ちょっとさみしいですね。
これから定期的にみどりの話のあれこれをお伝えしたいと思います。
少しでもみどりについての興味を持っていただければ幸いです。
kawamoto

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