
「外構工事に手をつけてみたいけど、失敗はしたくないなあ」
「和風モダンをコンセプトに外構工事をはじめたけど、どのようなアイテムが合うだろうか」
このようなことで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
外構工事は外から見えるものを新調するので、余計に失敗したくないですよね。
実は和風モダンな庭を作るにあたって最も大切なポイントのひとつとして、アイテムや植物の選び方が挙げられます。
的外れなアイテムを使用して、せっかくの雰囲気を壊したくはないですよね。
ここではそのような方のために、和風モダンに合うアイテムや植物を紹介していきます。
□和風モダンとは
文字通り、現代和風のことを指しています。
日本の伝統的な庭の良さをしっかりと残しながらも、現代の住宅に必要不可欠なものも取り入れてそれらを上手く融合させた住宅のことです。
つまり伝統的な日本の庭でありながら、不便な部分は現代の便利で使いやすい仕様に変えることができるため、両者の良いとこ取りと言えるでしょう。
和風な住宅を望んでいるけど不便な生活は避けたいという方には理想の住宅ではないでしょうか。
□オススメのアイテム
*御影石
黒くて滑らかな見た目の標準的なタイプではなく、グレーの表面がザラザラしているタイプがよく使用されます。
こちらをよく使用する理由としては、あまり目立たずにまわりの植物を引き立たせてくれることが挙げられます。
和風なデザインでは周囲のものとの調和が大切になってくるので、標準的なタイプの御影石だと少し目立ち過ぎてしまうかもしれません。
サイズとしては、「ピンコロ」という一辺9cmの御影石がよく使用されています。
こちらのタイプだと、花壇の縁取りとして使用されやすいです。
*大谷石
これは栃木県宇都宮市で採れる石材のことを指しています。
御影石と比較すると、名前を聞いたことがある方は少ないかもしれません。
しかしその知名度とは反して、和風モダンなデザインとは非常に相性が良いです。
特徴としては、茶色の斑点や味わい深い雰囲気が挙げられます。
その色は青みがかった色や白っぽい色、茶褐色など様々な種類があるので、自分の理想の和風モダンに合う色を探し出すことができるでしょう。
基本的に敷材としての利用が多いです。
しかしそれ以外にも門柱に使用されることもあり、いろいろな場所で使用できます。
*砂利
砂利には植物や石材を引き立てる機能があります。
そのため、これらとともによく使用されています。
御影石や大谷石を導入しようと考えていらっしゃる方は、砂利もその候補に入れてみてはいかがでしょうか。
また、和風モダンの中でもよりモダンにしたい場合には、大きめの砂利を使用すると現代的な雰囲気を強められるためオススメです。
*エクステリアアイテム
表札→「空楽下 -kurage- (くらげ)」
和風モダンにマッチするアイテムはたくさん存在します。
門まわりでは、渋いデザインのポストやセラミックで造られた表札が挙げられます。
これらは「モダン」の方を強調するアイテムとなっています。
一方で陶器類や信楽焼のライトは「和風」の方を強調するアイテムです。
同じ雰囲気を強調するアイテムばかり導入するのではなく、「和風」を強調するものも「モダン」を強調するものもバランスよく取り入れていくことが、より和風モダンな雰囲気を作り出すためのコツと言えます。
じっくりとひとつひとつ検討して、上手に取り入れていきましょう。
□オススメの植物
*下草
和風モダンには細長い葉を持っているものが合います。
そのため下草の場合、ヤブラン・リュウノヒゲ・セキショウなどがよく使用されています。
これらを単独で植えるのも良いですが、葉の形が違う植物と組み合わせて植えるとより細長さが強調され趣を出せます。
*その他
もともと和の雰囲気を持っている竹や笹も和風モダンに合うので使用する場合も多いです。
しかし、これらはお手入れが難しいので業者に相談しましょう。
□まとめ
・和風モダンとは、日本の伝統的な庭の良さをしっかりと残しながらも、現代の住宅に必要不可欠なものも取り入れて、それらを上手く融合させた住宅のことである。
・御影石のグレーの表面がザラザラしているタイプが、植物を引き立ててくれる。
・大谷石には茶色の斑点や味わい深い雰囲気があり、和風モダンとの相性が良い。
・砂利には植物や石材を引き立てられる機能があり、よく使用される。
・和風モダンにマッチするエクステリアアイテムは多く存在し、自分の理想にあったものを取り入れていくことで、より和風モダンな雰囲気を出せる。
・オススメの植物としては、ヤブラン・リュウノヒゲ・セキショウといった下草や竹、笹が挙げられる。
以上が、和風モダンに合うアイテムや植物です。
どのようなアイテムを使えば和風モダンな雰囲気を引き立てられるのは分からなかった方には、ぜひこちらを参考にしていただければ幸いです。
何か分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。