
友人や知人をよく家に招く人は、仲間と集まってリラックスできる空間を求めているのではないでしょうか。そのような場所としておすすめしたいのが、ウッドデッキです。今回は、ウッドデッキを和風にアレンジした憩い場所づくりをご紹介します。
ウッドデッキの選び方と設置のポイント
ウッドデッキは木の風合いを感じられるものが人気ですが、木材は定期的なメンテナンスを必要とします。できるだけ良質で、表面処理のしっかりしているものを選ぶと、メンテナンスがしやすく長持ちするでしょう。
あまりお手入れに手間をかけられないのであれば、樹脂製のものをおすすめします。大がかりなメンテナンスが不要で、汚れたときのお掃除も簡単です。ウッドデッキは、日当たりのいい場所に設置すると快適に過ごせます。リビングに隣接させてテラスとして配置すれば、ガーデニングや日曜大工の作業場所にもなって実用的です。
ウッドデッキへの視線を遮る工夫
ウッドデッキでくつろぎの時間を過ごそうとしても、外からの視線が気になっては落ち着きません。ウッドデッキの開放感を残しつつ、外からはウッドデッキの様子が見えないようにする工夫が必要です。
例えば、丈の高い木を隣家や道路との境界に植えれば、目隠しになるだけでなく、生き生きとした緑や季節感を楽しむことができます。ウッドデッキとの相性を考え、ウッドパネルで仕切りを設置するのもいいでしょう。
ただし、庭全体のスペースが狭い場合は、目隠し用の木を植えたり塀を設置したりすると圧迫感があるかもしれません。そのようなケースでは、タープなどを用れば必要なときだけ簡易的に視線を遮ることができます。
ちゃぶ台や火鉢でウッドデッキを和風アレンジ
ウッドデッキに合わせるインテリアは、デッキベンチやテーブルといった洋風のイメージが強いかもしれません。しかし、個性を打ち出すのであれば和風のインテリアがおすすめです。
例えば、ちゃぶ台を置くというアイデアはいかがでしょうか。ちゃぶ台は、明治時代末期から1970年代にかけてお茶の間で使われたテーブルです。椅子を使わずウッドデッキへ直接座ることになるため、自然と視線が低くなって庭がより広く感じられます。昭和の一家団らんに欠かせない存在だったちゃぶ台は、人の集まる場所にピッタリのアイテムだといえるでしょう。
春先や秋口のちょっと肌寒い日には、火鉢や七輪を置いて鉄瓶でお湯を沸かし、お茶を楽しむのもいいものです。火鉢に焼き網を載せれば、おもちを焼くこともできます。
和風のアイテムでウッドデッキをひと味違う憩いの空間に
開放感のあるウッドデッキがあれば、季節を感じながら仲間たちと楽しい時間を過ごせます。和風のアイテムを取り入れて、ひと味違う憩いのスペースに仕上げてみてはいかがでしょうか。