
色合わせを重視する
ひとくちにアンティーク調といっても、色合いは家によって違います。例えば、窓のフレームひとつをとっても、ホワイトやブラウン、ベージュなどさまざまなケースがあるでしょう。テラス屋根の色は、家の外装の色合いに寄せるのがポイントです。窓のフレームが白なら、テラス屋根は白かグレーに、門柱や玄関にレンガ調や自然石を用いている場合はブラウンに、といった具合に、形状よりも色合いを意識してください。そうすることで、アンティーク調の雰囲気が引き立つでしょう。
素材感にこだわる
アンティーク調は経年変化の風合いを活かしたデザインですが、テラス屋根は耐久性や紫外線のカットといった実用面が重視されるため、モダンで経年変化の少ない素材が使われています。この相反するところが、両者を組み合わせにくい理由といえます。そこで重視したいのが、素材感です。フレームが木製や木目調のテラス屋根にすると、モダンすぎる印象がかなり拭えます。さらに、植物や木製のテーブルセットを置くことで、アンティーク調の雰囲気を色濃くできるでしょう。
設置済みのテラス屋根を白く塗装する
すでにテラス屋根を設置している場合は、そう簡単に新調するわけにもいきません。そのようなときは、思い切ってテラス屋根を白く塗装してみてはいかがでしょうか。白はどんな色とも相性がよく、時間の経過とともにアンティークな雰囲気が出てきます。また、テラス屋根そのものを新調することに比べたら、格段にコストを抑えられます。自分で少しずつ塗装していけば、休日の楽しみにもなるでしょう。
モダンなテラス屋根も素材や色でアンティーク調にマッチ
テラス屋根はデザインの選択肢が少ないかもしれませんが、色や素材の選び方しだいで建物とうまく合わせることができます。建物のアンティーク調の雰囲気を崩したくないという理由でテラス屋根の設置をあきらめていた方も、色や素材を意識しながら建物のイメージにぴったりのテラス屋根を探してみてはいかがでしょうか。