毎週金曜日、朝は大掃除です。
気持ち良くシャッターを開け放ち、入口の自動ドアの鍵を解除して
いざオープン。
掃き掃除しようかと、ふとドアレールの溝に目を落とすと
黒い生物
昆虫。 (ゴ○ブリの話ではありません)
「おっ!」
※実際の写真ではありません
「クワガタのメスや」
当然、僕が見つけました自慢。
早速、近くにいた事務員さんに手招き。
「見て見て~」
てなカンジで。
小学生位の男の子供さんがいたはず・・・と思い。さぞ喜んで
「子供に持ってかえりますわ」
くらいの反応を期待してました。
アレ・・・
「な~んか違う」
予想外の反応。
「これクワガタじゃないでしょ~」
と彼女。
「ええっ!マジ!?」
それから、口論。ネット検索。・・・調べたあげくの結果
彼の名は
ヒョウタンゴミムシ
なんちゅう名前の、なんちゅう紛らわしい奴
色、形、ほとんど同じ。
口元の小さなハサミもそっくり。
でも違う虫。
彼はゴミムシ・・・
これが本物。クワガタのメス
なにが違うの。
このガッカリ感はナニ?
可哀相なのは彼。
正体が分かると、店前の花壇にポイ捨て。(やさしく逃がしました)
ネームバリュウ。ブランド力の違いです。
クワガタが日本を支えてるわけではありません。
クワガタが特別に環境にイイことしてるわけでもないでしょう。
でもクワガタは子供たちのアイドルなんです。
姿カタチは似ていても
ヒョウタンゴミムシ
子供たちに虫籠では飼ってもらえません。。。
名づけた人も、もうちょっとナンカ・・・ね~
別にゴミをあさる虫でもなく、ゴミの中に住んでるわけでもありません。
どちらかというと浜辺に住んでる虫らしいです。(詳しくは知りませんけど・・・)
浜辺に住む虫。
カッコイイじゃないですか!!
「ハマベクワガタ」とか「ウミクワガタ」とかあったでしょ!
名付け親!!
山のクワガタ、海のウミクワガタ。
今頃 彼の人生も変わっていたかもしれません。。。
君の名は
ヒョウタンゴミムシ
少し悲しい話です。
〈リン〉
朝の出来事 「君の名は・・・」
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