先月、滋賀県高島市の針江地区にある「かばた」(川端と書く)を見学してきました。
数年前にテレビで紹介され、一度見てみたい思っていた所です。
「かばた」とは家の外にある井戸端と台所を兼ねた感じのもので
比良山系から流れ出た伏流水を各家庭が地下水脈から
引き込んで利用しています。
水の湧き出す「元池」は飲料水や炊事用に使われ、
次に野菜や顔などを洗う「壺池」があり、
最後に「端池」で食器などを洗うというように使いわけられています。
「端池」には大きな鯉が飼われており、残飯をきれいに
食べて掃除をしてくれます。
2枚目の写真でその様子が分かるでしょうか。
パイプの出ている所が「元池」で、一番広い所に
鯉が写っています。
鯉が掃除をした水は集落内を流れる水路を経て、針江大川から
琵琶湖に流れ込む仕組みになっています。
針江大川は清流に繁殖するバイカモ(梅花藻)の群生地でもあり、毎年6月頃に白い小さな花が
咲き乱れるそうです。
人が自然をうまく利用して共生していく、昔からの生活スタイルを受け継ぎ、またそれを後世に伝えるために
努力、工夫をしておられる地域の人たちを垣間見ることができました。
人の暮らしに少しだけ触れてみるのも、なかなか新鮮で面白いものですね。
見学はボランティアガイドさんの案内がないとできませんので、興味のある方は
「針江生水の郷委員会事務局」へ申し込んでください。
<電車男>
「かばた」見学
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