■表札の取外しテクニック

京都の外構デザイン・エクステリア工事を手掛けるそとや工房から、お庭の話題や日々の出来事を発信しています φ(ゝω・)
只今、新築の外構工事を受け賜わっている、お施主様の古家の表札を取り外す相談を頂きました。
状況としては、化粧ブロックを切欠きした場所に御影石の表札がしっかりとボンド付けされています。ICON49

持ち合せていたあて木と金槌で何度も叩いて試みましたが、ガッチリと接着されていたので取り外すことが出来そうにありません。
工事職人さんに確認をしたところサンダーを使って切り離すしかない様に言われました。ICON46
ダメかと、諦めかけて道具をしまいかけたところ、バールを持っていることに気づいたので、ブロックにあて木をしてからテコの原理で力を加えてみました。ICON33

すると、それまでの苦労がウソのように、あっさりと取り外すことができました。icon14

ブロック側にはボンドがしっかりと硬化していますので簡単には剥すことができません。

そこで、先端の尖った金槌を使って、壁を傷つけない様に丁寧に剥がしていきます。

無事にブロックを傷つけることなく、きれいに表札の取り外しが完了しました。
今回、表札の取り外しに使った七つ道具ではないですが、簡単にきれいに短時間で取り外せる道具をご紹介します。
ブロックを傷付けない様に使うあて木(木製なら何でも良い)、テコを使えるバール(金槌でも良い)、ボンドを剥す先端の尖った金槌だけです。

表札の取外しに困った時は、今回のテクニックを試してみてください。ICON59
OHTA

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