
「庭をタイルにしようか迷っている・・・」
「タイルを使うメリットを知りたい!」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
タイルの庭はおしゃれなイメージがあるけれど、タイルのことをあまり知らない方もいらっしゃると思います。
タイルには、さまざまなメリットがある一方で、注意しなければならないこともあります。
タイルについて知っておいて、失敗しないようにしたいですよね。
そこで、今回は庭にタイルを使うメリットや注意点を解説します。
□タイルの種類
庭に使われるタイルには、主に2種類あります。
それは、磁器質タイルと陶器質タイルです。
磁器質タイルは、表面がつるつるしていて汚れが落ちやすい特徴があります。
したがって、掃除の手間がかかりません。
一方、陶器質タイルは、表面が少しでこぼこしていて滑りにくいという特徴があります。
用途に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。
□タイルを使うメリット
*維持費用があまりかからない
タイルは、汚れや水分を吸収しない特徴があります。
また、傷に強く、ダニやカビの繁殖を抑えられます。
したがって、他の建材に比べて、手入れの時間が少なくて済み、メンテナンスの必要もありません。
手入れをしなくても、長い間きれいなまま保たれます。
もし汚れが付いても、デッキブラシで簡単に洗い流せます。
*色が豊富
タイルにはさまざまな色の種類があります。
したがって、周りとの調和を気にする必要がありません。
また、色を組み合わせたり、モザイクアートにしたりすることで、自分だけのデザインを楽しめます。
*雑草防止になる
タイルを敷く際に防草シートを使えば、それ以降雑草が生えてくるのを防げます。
また、タイルをしっかりと敷き詰めておけば、そこから虫が入る心配もありません。
□タイルを使うデメリット
*初期費用がかかる
他の建材と比べると、初期費用は高いです。
しかし、維持費用があまりかからないので、長い目で見るとあまり気にする必要はないでしょう。
*モルタルを使用すると工期がかかる
モルタルを使用して施工すると、他の施工に比べて工期がかかってしまいます。
しかし、現在はモルタルを使用しない施工法があるので、心配の必要はあまりありません。
□タイルの施工方法
まずは、下地の汚れを落とします。
そこに、吸収調整剤を塗り、少し水を混ぜたモルタルを敷きます。
このときに、水を入れ過ぎないように注意する必要があります。
モルタルを敷き終えたら、表面をならして平らにします。
そこにセメントペーストを塗って、タイルを置いていきます。
そして、ハンマーでセメントペーストとタイルをくっつけます。
このとき、叩く力が弱いと隙間ができてしまい、逆に強すぎると沈んでしまうので気をつけた方が良いでしょう。
□タイルを選ぶ際の注意点
*色
タイルは思っているより白っぽく見えやすいです。
したがって、色を選ぶ際には、イメージよりも少し濃い色を選ぶのが良いでしょう。
また、ミスマッチを防ぐために、タイルを敷きたい場所の写真を撮ってことをおすすめします。
そうすることで、具体的なイメージがしやすいでしょう。
*目的に合ったものを選ぶ
タイルには、機能面でもさまざまな種類があります。
したがって、長く使うためにも目的に合わせて選ぶことが重要です。
機能には、冷たさが感じにくい、滑りにくい、水に強いといったものがあります。
例えば、滑りやすい部分には、滑りにくいものを使うのが良いでしょう。
また、車が乗り入れるところには、あまり使用しない方が良いです。
*施工は専門業者に頼む
先ほど、タイルの施工方法を紹介しました。
施工方法はいくつかあり、簡単な方法なら自分でできるものもあります。
しかし、高い完成度を求めるなら、専門業者に依頼した方が良いでしょう。
その分費用はかかりますが、専門業者に任せた方が安心です。
また、メンテナンスを行う場合も同様に、専門業者に任せることをおすすめします。
専門業者は、値段だけで比較するのではなく、実績も見て比較した方が良いです。
また、話し合いの段階でしっかりと自分の希望を伝えましょう。
後になってイメージと違ったという後悔をしないために、事前の打ち合わせは重要です。
□まとめ
以上、庭にタイルを使うメリットや施工方法を解説しました。
タイルは誰でも取り入れやすく、うまく使えば庭を素晴らしく変化させられます。
これらの知識を持って、失敗しない庭づくりをしてみてはいかがでしょうか。
タイルを使う前に、実際に庭にタイルを取り入れている人の体験談を聞くのも良いでしょう。
また、これらの作業は専門業者に依頼することをおすすめしました。
その際に、ご自身の希望を明確に伝えることで、理想の庭づくりができます。
当社では、大阪でエクステリアデザインを専門に扱っています。
庭や外構を、機能を重視しながらおしゃれにデザインできます。
何かわからないことがあれば、当社までお気軽にご相談ください。