「庭に砂利を敷くメリットを知りたい」
「庭に砂利を敷く際にはどのようなデメリットに注意する必要があるのだろう?」
外構工事をお考えの方の中には、庭に砂利を敷くメリットやデメリットが気になる方もいるでしょう。
そこで今回は、庭に砂利を敷くメリットやデメリットについて紹介します。
□庭に砂利を敷くメリット
庭に砂利を敷くメリットには、以下の5点が挙げられます。
1つめは、雑草対策になることです。
庭に砂利を敷くことにより、雑草が生えにくくなるでしょう。
また、雑草が生えた場合でも雑草を抜きやすいです。
砂利を敷くことで雑草対策になりますが、砂利の層が薄すぎる場合、土まで日光が届き雑草が生えやすくなります。
そのため、砂利の層の厚みとして約3~5センチメートルは確保しましょう。
また、時間が経つと砂利と砂利の間に土が溜まります。
そして、その土から雑草が生えることがあります。
このような事態を避けるために、砂利の下に防草シートを敷くと良いでしょう。
2つめは、水はけが良くなることです。
これは、砂利を敷くことにより、砂利の層の中に水を取り込めるようになり、砂利の層を通って水が流れるようになるためです。
水はけが悪い場合、雨が降った際にすぐに大きな水たまりができたり、雨が上がっても水がなかなか引かずにぬかるみができたりします。
水たまりは、見た目に悪影響を及ぼしたり、蚊やコケが繁殖する原因になったりするため、水はけを良くすることは意識すると良いでしょう。
3つめは、防犯対策になることです。
これは砂利を敷いた箇所を歩くとジャリジャリと音が鳴るためです。
砂利の中には防犯の機能をもたせた砂利も存在します。
そのような砂利は一般的な砂利よりも大きな音がするように作られていることはご存知でしたか。
防犯機能を持った砂利は基本的にガラスのリサイクルで製作されています。
そして、石自体も軽く施工しやすいというメリットがあります。
しかし、何度も同じ箇所を繰り返し歩くと、石が細かく砕けて音がしなくなるというデメリットもあるので注意しましょう。
4つめは、将来、他の舗装材に変えやすいことです。
今後、他の舗装材に変更したくなる時が来る可能性はありますよね。
このとき、コンクリートやタイルなどでしっかり固めていると、他の舗装材に変更する際に大がかりな工事が必要です。
ただし、砂利を敷いている場合、他の舗装材への変更は比較的簡単に行えます。
5つめは、雰囲気を変えられることです。
砂利を敷くことで植栽を移動させることなく庭の雰囲気をいままでと異なったものにできるでしょう。
基本的に、庭や外構周りは土の色である茶や黒系の色の印象が強いですが、白系の色の砂利を敷くことで明るい雰囲気を持った庭にできます。
砂利には様々な色や形のものがあり、明るくしたい、シックにしたいなどといった多種多様な要望に応えられます。
□庭に砂利を敷くデメリット
庭に砂利を敷くデメリットには、以下の4点が挙げられます。
1つめは、白の砂利を敷くと汚れが目立ちやすいことです。
白の砂利は敷いた直後は非常に綺麗でおしゃれに見られやすいですが、白色であるため汚れが目立ちやすいです。
白の石でも常に動いている部分はあまり汚れません。
しかし、場所によっては砂利がそれほど動かない場所もありますよね。
そのような場所にある砂利には苔が生えてしまうことがあります。
また、雨どいの近くにある砂利は汚れやすいです。
2つめは、靴によっては歩きにくい庭になることです。
砂利の形や大きさによりますが、ハイヒールのようなかかと部分の高さが高い靴を履いている場合、砂利が敷かれている庭は歩きづらいですよね。
サンダルやスニーカーの場合では、このような問題は起きません。
日常生活の中でよくヒールを履く方であれば、砂利を敷かない方が歩きやすく、靴を傷めにくいため、敷かないことを考えても良いでしょう。
3つめは、車輪が転がりにくいことです。
砂利の敷いた庭では、ベビーカーや自転車、台車の使用が困難になります。
ベビーカーの場合、押しても砂利のせいでスムーズに前へ進めません。
また、自転車の場合、乗った状態で運転は可能ですが、運転しづらく感じるでしょう。
4つめは、メンテナンスが必要になることです。
砂利を放置していると、砂利が外に出たり排水溝に落ちたりすることが原因でその数が減ることがあります。
また、庭や外構周りに雨水の排水溝がある場合には、砂利が排水溝を詰まらせることもあります。
そのため、普段から外に出た砂利を戻す・排水溝に落ちた砂利をすぐに戻せるようにするといった対策を取ると良いでしょう。
排水溝を詰まらせないためには、排水溝に金属製のネットをかけることをおすすめします。
□まとめ
以上、庭に砂利を敷くメリットやデメリットについて紹介しました。
庭に砂利を敷く際には、歩きにくい庭になったり、車輪が転がりにくくなったりすることに注意すると良いでしょう。
また、当社は外構とお庭の工事のご依頼を承っております。
滋賀や京都、大阪で外構やお庭の工事を検討中の方はぜひ一度ご相談ください。