
手形入り表札でよみがえる思い出
手形入りの表札を掲げれば、日常的に目にすることができます。そのたびに、かけがえのない思い出がよみがえること間違いありません。特に、子どもの手形を残しておけば、成長を振り返ることができるでしょう。手形だけではなく、子どもの描いた絵やペットの足形を入れるのもおすすめです。
家族みんなで「手作り」する表札
手形を入り表札を作るには、初めに仕上がり見本となる原稿を作ります。
まずは家族の手形を用意しましょう。墨、ポスターカラー、濃い色の絵の具などを手のひらに塗って、画用紙や模造紙、カレンダーの裏のような、白くて透けない紙にペタペタと押していきましょう。紙にくっきりと形が残るように押すのがポイントです。なお、色の薄い絵の具やスタンプインク、色のついた紙、透けてしまう紙は、手形取りに適していないので使わないでください。
いきなり家族全員分の手形を押して原稿を作るのではなく、1人分の手形を何枚か作ってあとから組み合わせたほうが、失敗がないのでおすすめです。一番うまく取れた手形を選んで、29cm角の紙の中にレイアウトしていきましょう。
手形だけではなく、手形を押した日付や、家族の名前、子どもの年齢を手書き文字で入れると、家族での「手作り感」がアップします。ただし、細い線や薄い色だと再現することができないので、黒のマジックのような太めのペンで、くっきりと書くようにしてください。また、手書きではなく、既成のフォントで文字を入れることもできます。
手形や文字の色選びには遊び心を加えてみよう
原稿が完成したら、タイルと手形、文字の色選びです。タイルは2色、手形と文字は13色から、好きなものをチョイスしましょう。手形をそれぞれ違う色にしたり、ワンポイント的に赤いハートを入れたりして、遊び心を加えると楽しいデザインに仕上がります。
なお、手形や文字は、一度タイルに彫ってから塗料を焼き付けます。万が一、塗料がはがれてしまっても形が残るので、塗装をし直すことで復旧することができます。
家族の思い出をこめた表札は愛着もひとしお
家族みんなで作った表札は、きっと愛着の深いものとなるはずです。表札に入った手形を目にした人も、気持ちがほっこりとすること間違いありません。家族の特別な日を記念して、手形入りの表札を作ってみてはいかがでしょうか。