

家の中で犬を飼うご家庭が増え、今はインテリアを愛犬のためにアレンジする方も多いのではないでしょうか。お部屋をワンちゃん用にリフォームしたら、今度は外回りにも目を向けてみませんか?
お庭を愛犬の遊びやすい場所に変え、飼い主も一緒に楽しいひとときを過ごす……。今回は、そんな生活を実現するためのヒントをご紹介します。意外と知られていないコツもあるので、ぜひご覧下さい!
ワンちゃんを遊ばせる庭にはコレ!
愛犬と一緒に過ごす庭には、いろいろなアイテムが必要。うまく取り入れれば、機能的で居心地のよいドッグガーデンができ上がります。
1.犬の居場所を作る
ワンちゃんが芝や土の上で遊んだあとに、ゆっくり寝そべることのできる場所を作りましょう。体温が人間より1度高いワンちゃんたち、涼しく涼めるウッドデッキやテラスを作れば、クールダウンをしながら快適に休むことができます。また飼い主も、くつろぐ愛犬と一緒にティータイムを楽しめますよ。また少しスペースがとれるなら、ガーデンルーム(サンルームなど)なども人気です。
2.飛び出し防止対策を施す
庭で思いっきり走っているうちに、外に飛び出したくなる犬もいるでしょう。とくに道路に面した庭はとても危険なので、周りにフェンスや扉、壁を設けて飛び出しを防止する必要があります。壁を作る場合、ところどころに小窓を付けるなどして、圧迫感が出ないように工夫しましょう。
3.専用の洗い場を設ける
お庭に犬専用の洗い場を作るのもおすすめです。ご自宅のお庭に立水栓があっても、犬の体を洗う十分なスペースがないこともあるでしょう。そんなときには、ワンちゃんの体の大きさに配慮した洗い場を作ると、散歩のあと足を洗うのにも使えてとても便利ですよ。
4.ハーブを植える
ローズマリーやタイムなど香りのよいハーブを植えると、犬のニオイを防いでくれます。カモミールやペニーロイヤルミントなどは、ノミ・ダニ、この時期には蚊に効果があるといわれているので、試してみてはいかがでしょうか。
ちょっと注意したいのは……
愛犬のための庭作りでは、ちょっと気を付けたい点もあります。さまざまな危険を防ぎ、安心して過ごせる空間にしていきましょう。
1.素材
ウッドデッキやテラス、ガーデンルームを設けるときには、その素材に配慮します。
木材にささくれがあると、犬がけがをする原因になることがあります。滑りやすいタイルも危険です。
2.フェンスの隙間
フェンスを作る場合は、その隙間の幅をチェックする必要があります。小型犬の頭が隙間に挟まって抜けない……ということがないように、注意しましょう。
3.犬に危険な植物
スイセン、クリスマスローズ、ジンチョウゲなど花が美しく人気の植物も、犬にとっては有毒です。どうしても植えたいときには、愛犬が普段出入りしない場所を選ぶなど、危険を防ぐ方法を考えましょう。
もうひと工夫で、より使い勝手のよいお庭に!
さらに、ちょっとした工夫を加えると、よりワンちゃんと過ごしやすいお庭になりますよ。
たとえば、リードフックを立水栓やガーデンルームの中に取り付けると、少し目を離した隙に犬がどこかへ行ってしまう……ということを防げます。また、コンセントがお庭のどこかにあれば、体を洗ったあとのワンちゃんの毛を乾かしたりでき便利です。
ほかにも、いろいろなアイデアが考えられるでしょう。さまざまなお庭の施工例を参考に、愛犬の喜ぶドッグガーデン作りを目指してくださいね。