

友人や上司、家族などが引っ越したとき、新居での生活がよいものになるように、喜ばれる贈り物をしたいものです。新築祝いにもマナーがあるのをご存知でしょうか? 大切な人の門出に、水を差すことのないように最低限覚えておきたい新築祝いのマナーについて紹介します。
新築祝い・新居祝いの違い
一軒家に引っ越した際は「新築祝い」、マンションやアパートなど共同住宅に引っ越しした場合は「新居祝い」とそれぞれよび方に違いがあります。
お祝いの際に贈る、のし袋への書き方もそれぞれ区別をする必要があります。
- 新築 「御祝」「御新築祝い」
- 新居「御新居祝い」「お祝い」「祝お引っ越し」
また、のし袋につける紅白の水引ですが、こちらも「結び切り」「ちょう結び」の2種類の結び方があります。
結び切りは「結婚」「快気祝」など通常1回しか行われることのないお祝い事、ちょう結びは何回でも繰り返してほしいお祝い事「出産」「昇進」「引っ越し」などに使われます。
特に目上の人へ贈る際は、のし袋の書き方、水引の選び方に気を配るようにしましょう。
新築祝いを贈るタイミング
次に新築祝いを贈るタイミングですが、新築祝いに招待されている場合とされてない場合の2パターンでタイミングがかわります。
新築祝いに招待されている場合
新築祝いの日に持参するのが一般的です。新しい家の雰囲気を見てから合う贈り物を選びたいという場合は、新築祝いから大体1か月以内に送るのが目安と考えられます。
新築祝いに招待されていない場合
荷物の多い引っ越し当日は避け、翌日以降に贈るのがいいタイミングだとされます。
新築祝いに招待されていない場合、お祝いは贈らなくてもいいのかと迷う方もいらっしゃるかもしれません。お祝いを贈るかどうかは、気持ち次第になります。これからの付き合いを考え、相手の負担にならない程度の贈り物をするのが、よい関係を築くためのマナーといえるかもしれません。
新築祝いに贈るギフト
贈り物の金額は、会社関係、友人などは5千円から1万円程度、親族などは5千円から3万円程度を目安に考えましょう。
特別な日の贈り物には、ユニークなメモリアルタイルを提案されてはいかがでしょうか?
新築祝いはジュ―ジーガーデンで購入できます。
タブーなギフト
新築祝いのギフトでは、「火を連想させるもの」、「新居に穴をあけたりしなくてはいけないもの」は避けたほうがいいとされます。火を連想させるものは火事につながるとされ、赤いものも避けたほうが無難です。
現金については、避けたほうがいいという意見と、問題ないという意見賛否両論があります。目上の人に贈る場合は避けたほうがいいしょう。
喜ばれるギフト
新居に越したばかりでまだ足りていないもの、これからの生活にあったら役立つものが喜ばれるようです。例えば、キッチングッズであれば消耗品の洗剤やキッチンペーパーなど、小ぶりでどの部屋にも起きやすい時計、バスグッズなども人気となっています。そのほか、見たことのないお役立ちグッズやデザイン性の高いインテリアグッズ、庭付きの家ならガーデングッズやエクステリア用品もおすすめです。
マナーを押さえて心のこもった新築祝いを贈ろう
大切な人の新築祝い。祝う人の事を色々考えて準備をするのですから、どんなプレゼントでもきっと、喜ばれることでしょう。その上で、少しマナーに気を配るだけで、さらに心のこもったものになること間違いありません。お祝いの気持ちがしっかり伝わる、良い新築祝いにしたいですね。