薬草に注目!体の不調を和らげてくれる薬草を育ててみよう

薬草に注目!体の不調を和らげてくれる薬草を育ててみよう
薬草に注目!体の不調を和らげてくれる薬草を育ててみよう

ストレスの多い現代、多くの人がさまざまな体の不調を感じています。そんな不調をやわらげるために、自宅の庭にハーブのなかでも特に薬効があるメディカルハーブを植えた薬草ガーデンをオープンしてみませんか?
薬草ガーデンで育てた植物を使った療法で体の不調を和らげる効果が期待できるだけでなく、薬草を育てる楽しさも味わうことができます。

薬用植物とは

薬用植物とは、ハーブのなかでも特に薬効に注目した植物のことで、メディカルハーブとも呼ばれています。
美肌効果の高いビタミンCを多く含むローズヒップ、リラックス効果が高いカモミールやラベンダー、鎮静効果のあるレモンバームやフェンネルなど、心や体に働きかける成分を持つ植物がメディカルハーブです。また、日本の民間療法で古くから使われてきた薬草も薬用植物に含まれます。精神安定や血中コレステロールを下げる働きがあるヨモギ、殺菌、解毒作用が強いと言われる南天なども代表的な薬用植物のひとつです。

自宅の庭を薬草ガーデンにしよう!

よく使われるメディカルハーブを中心に、簡単な育て方をご紹介。

レモンバーム

ハーブティーや料理への香りづけ、ポプリなどさまざまな用途に使えるレモンバームは、鎮静作用が高いメディカルハーブの一種です。
明るめの日陰で良く育ち、やや湿り気のある土壌を好みます。耐寒性もあるため戸外で越冬も可能です。5~7月の花期を迎える前に、上部3分の1ほどを刈り取って、香りの強い新芽を増やしていくのがポイントです。

ローマンカモミール

リラックス効果が期待できるカモミールは、キク科の多年草で小さな白い花を咲かせます。
日当たりのいい場所を好みますが、高温多湿に弱いため、夏場は半日陰の場所で育てましょう。下葉の蒸れをなくすため、梅雨前に大きく刈りこんで風通しを良くしておくのがポイントです。あまり背丈が大きくならないので、グランドカバーとして植え込むこともできます。

ラベンダー

代表的なハーブとして有名なラベンダーは、その優しい香りがリラックス効果を促します。
最も香りが強いイングリッシュラベンダーは、夏の高温多湿に弱く平地や暖地で育てるのは難しいため、平地で花壇に植えて楽しむ場合にはフレンチラベンダーが適しています。4~7月に花が満開になる前に花穂を切り落とし、夏場の株の体力消耗を抑える工夫が必要です。日当たり、風通しの良いところで、水はけのいい土に植え込みましょう。

薬草に注目!体の不調を和らげてくれる薬草を育ててみよう

薬用植物の摂り入れ方

薬用植物を育てたら気軽に生活に摂り入れてみましょう。

ハーブティー

農薬や化学肥料を使わないで育てた100%オーガニックのハーブは効能が強いともいわれます。朝摘みたてのミントやレモンバームなどを使ってフレッシュなハーブティーを楽しんでみましょう。

サラダやお料理のスパイスとして

バジル、ローズマリー、コリアンダーなどはグリル料理やサラダの味を引き立ててくれます。ガーデンに出て実際に匂いをかいで素材との組み合わせを考えてみるのもいいですね。

スマッジング(お香のようにいぶす)

ホワイトセージなどには、空気を浄化したり、ネガティブなエネルギーを払ったりする効果もあるそうです。アメリカインディアンなどが行っているといわれる、お香のようにハーブをいぶすスマッジングは、人やモノのスピリッツを浄化してくれる効果があるとか。気分が落ち込んだときに試してみるといいかもしれません。

薬草に注目!体の不調を和らげてくれる薬草を育ててみよう

薬草ガーデンで体の不調を整えよう

好きな薬草をランダムに植えて、薬草ガーデンを作ってみましょう。ネームプレートをつければ、研究所にある薬草ガーデンのように本格的に見えそうです。すがすがしい空気に包まれた薬草ガーデンで取れたハーブは、病院に行くほどではないけれど、何となく調子が悪いといった体の不調を整えてくれるはずです。

コラム Disigner’s eye 外構デザインの視点から

気になる外構や、
お悩みがありましたら
ぜひこちらからお問合せください

この記事を書いた人

眺める庭から、楽しむ庭へ。お客様の夢の実現に向け、周囲とのバランス、建物とのバランス、機能性、好みの4種類を兼ね揃えた、敷地面積を目一杯楽しめるデザインをご提案しています。

目次