一足早く春を感じよう!今が植えどきの春の草花

一足早く春を感じよう!今が植えどきの春の草花
一足早く春を感じよう!今が植えどきの春の草花

いよいよ寒い冬の到来。つい身も心も縮こまってしまいがちな季節ですが、花壇には少し早めに春のお花を植えてみてはいかがでしょうか? 実は、早春に色とりどりの花を咲かせる草花には、寒い今の時期が植えどきの植物が数多くあります。冬に植えて春まで楽しめる、そんな今が植えどきの草花をご紹介します。

ガーデンシクラメン

寒さに強く、花壇やプランターにも植えられるガーデンシクラメン。花色が豊富なだけでなく、花びらが複数ある八重咲きのものや、やわらかく踊るように小さな花をつけるものなど、近年数多くの変わり種が登場してきています。
そんなガーデンシクラメンの植えどきは、まさに今。本格的に寒くなるまでに植えつけて、根をしっかり張らせることが、元気に育て多くの花をつけさせるためのポイントです。まずは、日当たりのいい花壇やプランターに根を大きく崩さずに植えつけたら、しっかりと水を与えましょう。その後は、土が乾いたタイミングで、花や球根に直接かからないように水やりをします。水のやりすぎは、根や球根を腐らせてしまう原因になるので注意が必要です。2週間に1度くらいの割合で液体肥料を与えると、花つきがさらによくなりますよ。

葉ボタン

葉の形や葉色を主に楽しむ葉ボタンも、冬から春にかけて花壇を彩ってくれる植物のひとつです。白や淡いピンクのものや、あまり大きくならない矮性種(わいせいしゅ)のものなど、かわいらしく育てやすいタイプのものが増えきています。12月中に植えこんでおけば、お正月に和テイストの花壇を楽しむことができるので、まさに今が植えどきといえるでしょう。
葉ボタンは寒さにとても強い植物です。そのうえ、たくさんの日光を必要とすることもないので、日向から半日陰くらいであれば、植えこむ場所にこだわらなくても十分育ちます。手間がかからず寒さに強いところも葉ボタンの魅力のひとつですね。

パンジー・ビオラ

春の花といえば、パンジーやビオラが咲き誇る花壇を思い浮かべる人が多いといわれるほど、春を代表する草花です。花苗は10月くらいから店頭に並び始めますが、気温が高い時期に植えこんでしまうと茎が間延びしてしまうため、寒くなり出した今ごろからが、本格的な植えつけのシーズンです。たくさんの花を咲かせるために、日当たりのいい場所に植え、栄養分として月に2~3回液体肥料を与えるようにしましょう。
花が咲いた後に種ができると、株そのものが弱ってしまうので、花がらをこまめに摘み取ることも元気に育てるポイントです。

春の到来を待ちながら

寒い冬の間が苗の植えどきで、早春に花を咲かせる植物は案外多いものです。これらの植物は、今から本格的な春の到来までの長い期間、花壇を彩ってくれます。お部屋から眺められる庭の一角やプランターに植えて、一足早く春の気分を味わってみてはいかがでしょうか?

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