
アウトドア料理は、大胆かつ食べ応えのある”男の料理”の魅力を最大限に発揮できる場です。アウトドア料理の醍醐味は“炎”を使って料理を作ることでもあります。バチバチと燃える焚き火を操り、豪快で男らしいアウトドア料理を子どもと一緒に楽しんでみませんか? 今回は、かんたんな工事で庭に設置可能な「焚火台」「ピザ窯」を使って作る男のアウトドア料理の魅力を紹介します。
火を楽しむ「焚火台」の設置方法あれこれ
最近では、「焚き火跡で地面が汚れる」という理由から、直接地面での焚き火を禁止するキャンプ場が増えているようです。そのためキャンプ用品メーカーからは、地面が汚れないよう配慮されたタイプのさまざまな「焚火台」が販売されています。
ステンレス製のコンパクトな折り畳み式のものが大部分を占めますが、メーカーによっては、焚き火だけでなく、バーベキューコンロやピザ窯としての機能も備えたマルチな焚火台も販売されています。このような焚火台を使えば、地面を汚すことなく、手軽に焚き火、またはバーベキューなどを楽しむことができます。
常設の焚火台の作り方
さらに一歩進んだ雰囲気のある「ファイヤープレイス(焚火台)」が欲しいという方に作り方のアイデアをいくつか紹介します。
- 耐火レンガで作る
花壇を作るように耐火レンガを積み上げ、耐火コンクリートで固定します。積み上げる際に幅を広めにとっておけば、テーブル代わりにも使用できて便利です。焚火台の底は、砂利や小石を敷き詰めます。 - ドラム缶で作る
ドラム缶を切って作る方法です。横に切ると丸い焚火台、縦に切ると長方形の焚火台を作ることができます。縦に切った場合は、底面が丸く、転がる可能性があるためブロックなどで固定する必要があります。 - タイヤホイールで作る
古いタイヤホイールを地面に置いて、周りをレンガや石で囲んで作ります。底面に砂利や小石を敷き詰めます。
ピザ窯でおいしいピザを焼こう
本格的なピザは、「石釜(いしがま)」と呼ばれる石のオーブンで焼いて作ります。ピザを焼く際に使われることが多いため「ピザ窯」とも呼ばれます。まずピザ釜の炉の中で薪を燃やし、その炎でピザを焼いていきます。釜内の石から発生する遠赤外線が、外側をカリッと、その後余熱でジワジワと食材を包み込みように焼き上げるため、うま味や水分を逃さず本格的な味を実現することができます。
常設のピザ窯の作り方
ピザ窯は市販の石釜キットが購入できますが、DIYに挑戦してみたい方に作り方をご紹介します。
- 1. 材料と道具を揃える
耐火レンガ、耐火コンクリート、ディスクグライダー(耐火レンガを切る道具)、たがね(耐火レンガを割る道具)、トロフネ(コンクリートを練るための容器)、コテ(耐火レンガ積む作業に使います)、ゴムハンマー(レンガの高さ調節に使います)、バケツ、水平器、手袋など - 2. 設計図を書く
- 3. 土台を作る
耐火レンガを積み上げてピザ窯を乗せる土台を作ります。 - 4. ピザ窯を作る
設計図をもとに木材やウレタンなどでドーム型を作って、耐火レンガを乗せて耐火コンクリートで固定します。美しいアーチ状を目指す場合は、ディスクグライダーで耐火レンガをクサビ形状に切断して積み上げます。 - 5. 火入れ
ピザ窯が完成したら火入れを行います。火入れをすることで耐火コンクリートの水分を取り除き、強度を高めます。火入れは、弱火からゆっくりと温度を上げていくのがコツです。十分に乾燥したら完成です。 - 6. ピザ焼き
炎によるピザ釜の温度は約500℃に達します。高温で一気に焼き上げるため、ピザ生地をカリッと香ばしく焼き上げることができます。一般的な電気オープンの最高温度が250℃ということから、ピザ釜で焼いたピザは豪快な“男の料理”の神髄を発揮してくれることでしょう。
炎を操る男のアウトドア料理
炎で作った料理体験は、おいしいだけでなく、子どもたちの外で作る料理への興味を育ててくれるはず。週末に子どもと一緒にアウトドア料理を楽しんでみませんか? 炎を操るお父さんの姿に、子どもたちの目もきっと輝くことでしょう。






