
家の外のゴミ置き場は、どうしてもにおいや汚れが気になるものです。また、その性格上、あまり目立たないようにと考える人が多いことでしょう。しかし、ゴミ置き場もエクステリアの一部だといえます。そこで今回は、見た目も意識したすっきりきれいなゴミ置き場を作るポイントをご紹介します。
ゴミ置き場の場所は使い勝手を考慮しよう
屋外にゴミ置き場を作る場合、ほとんどの人がなるべく外から見えない場所を選ぶのではないでしょうか。しかし、ゴミは毎日の生活のなかで必ず出てくるものです。周囲から目につかないことばかりを優先すると、日常の使い勝手が犠牲になる可能性があります。その結果、手近なところにゴミの「仮置き場」ができてしまっては本末転倒です。
そうならないように、屋外のゴミ置き場は勝手口のそばのような、キッチンから移動しやすい場所に作るといいでしょう。雪や雨が降っていても支障なくゴミが捨てられるように、屋根があれば理想的です。
カラフルなゴミ箱で見た目を華やかに
最近は、デザイン性の優れたゴミ箱が増えており、カラフルな色使いのものや、遊園地に置いても違和感のないオブジェのようなものまで、さまざまな商品がラインナップされています。そのようなおしゃれなゴミ箱を選べば、ゴミ置き場の雰囲気が一変すること間違いありません。
買い替えが難しい場合は、今使っているゴミ箱に100円ショップで売っているエコシールや木目調のデコレーションステッカーを貼って、リメイクする方法があります。
また、ゴミ箱の周囲に鉢植えやガーデンオーナメントを置いて、本当に見せたくない部分は隠しつつ、見栄えよく仕上げるというテクニックもおすすめです。
可動式ゴミ箱でゴミ捨てや掃除を簡単に
ゴミ箱を購入するときは、可動式のものを選ぶと何かと便利です。大量のゴミがある場合にゴミ箱の移動ができれば、何度も運ぶ手間が省けます。また、掃除も簡単になり、周囲の清潔を保ちやすくなるでしょう。既存のゴミ箱を活かして、底に大きめのキャスターを取り付けるのも、ひとつのアイデアです。
ゴミのにおい対策は万全に
ゴミ置き場を清潔に保つには、においや汚れの原因を取り除いてから捨てることが大切です。ペットボトルや缶、食品の容器などは、きれいに洗って乾かしてからフタ付きのゴミ箱に捨てます。さらに、ゴミ箱用の脱臭剤を使うとなおよいでしょう。
悪臭を放ちやすい生ゴミは、水分を切って冷蔵庫や冷凍庫でゴミの日まで保管しておくことで、においや虫の発生を最小限に抑えることができます。生ゴミを冷蔵庫や冷凍庫で保管することに抵抗がある場合は、ザルに広げて風通しのいい場所で乾燥させたのちに廃棄するという方法もあります。また、家庭用生ゴミ処理機の導入も非常に有効な手段です。
ゴミ置き場をすっきりキレイに
家の外にゴミ置き場を作る場合は、エクステリアとしての見た目はもちろん、においや汚れの対策にも注意を払いたいものです。今回ご紹介したポイントを抑えて、おしゃれで清潔なゴミ置き場を目指しましょう。