実りの秋、煙を出さずに庭で焼きいも体験!

焼きいも体験

青く高い空に澄み渡った風を感じるようになると、いよいよ秋の到来です。
秋に採れる野菜やきのこなど、旬の食材は、シンプルに焼き上げるのが一番! 「食欲の秋」に家庭菜園で丹精込めて育てたお芋や野菜を、青空の下で焼いてみませんか。子どもも焼きいもやグリル野菜など素材本来のおいしさに目覚めて、野菜嫌いが直るかもしれません。
今回は、庭で「焼きいも」を作るときのコツや注意点、アレンジレシピ、手作り道具などを紹介します。

庭で焼きいもは“煙を出さない”がマナー

枯れ葉などで行う昔ながらの「たき火」は、現在の庭事情ではマナー違反、自治体によっては条例で禁止されています。モクモクと立ち上る煙は、風に乗ってお隣の庭に流れたり、煙のニオイが周囲に付着したりと迷惑になってしまうこともあります。
モクモク煙やニオイが少ない炭火を使えば、庭でも焼きいも体験ができます。炭火が使える調理器具を見ていきましょう。

0バーベキュー用コンロを準備

炭火を使える調理器具ではずせないアイテムといえば、「バーベキューコンロ」です。ガスと炭の選択肢がありますが、せっかくですから、炭を使って本格的なバーベキューに挑戦してみましょう。
炭火を使えば、遠赤外線効果で外側はカリッと中はほっこり食材のうまみを逃さずに焼きあげることができます。
炭の風味が食材につくのも、香ばしく、ひと味違った味わいが楽しめること間違いなしです。

炭火を使った屋外調理術

それでは炭火を使って屋外調理に挑戦しましょう。火を使うので、水を入れたバケツや消化器なども忘れずに準備しておきましょう。

01.炭火でホクホク焼きいもの作り方

<材料>

  • サツマイモ、またはジャガイモ
  • 新聞紙
  • アルミホイル

<作り方>

  • 1. 新聞紙を水で濡らしてから、芋を包みます。
  • 2. 「1」をアルミホイルで包み、炭火でじっくりと焼き上げます。

*炭の表面が少し白くなって、うっすらと粉がふいたオキの状態になってから芋を置きます。オキの状態にならなければ火力が弱く、香ばしく焼けないためです。サツマイモはホクホクと甘く、ジャガイモは切れ目を入れてバターを落とすとコクが出ます。

02.おすすめ簡単ひねりパン

パン生地を練って、枝(木の棒)に巻き付け、遠火で焼き上げます。木にパン生地を巻く作業は、子どもたちに手伝ってもらいましょう! 炭火で焼かれ、みるみる焼き目がついていくパンの変化を子どもたちに見せてあげましょう。

03.ダッチオーブンでメニュー広がる

炭火コンロとの相性が良い屋外調理器具にダッチオーブンがあります。ダッチオーブンは、アメリカの西部開拓時代に使用された分厚い金属製のフタ付き鍋です。現在では、キャンプ用品として広く普及しています。
密閉性が高くフタにも炭火が置けるダッチオーブンを使えば、食材を丸ごと蒸し焼きにすることもできます。家庭菜園で採れた芋や野菜を豪快にダッチオーブンで調理すれば、素材のうま味をギュッと閉じ込めた屋外料理が完成します。

食べること、料理することは、火を知ること

煙を出さずに焼いたり、炭の入れ方など、庭でのバーベキューは子どもへ火の扱い方を教えるよい機会にもなります。青空の下、庭でお父さん・お母さんといっしょに焼く、という食べ物をよりおいしくするシチュエーションの詰まった「焼きいも体験」は、秋の楽しい思い出になるはずです。


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