

晴れた日には、お茶を楽しんだり、子どもが遊んだり……。ウッドデッキは、ナチュラルな木の風合いに心がなごむ“憩いのスペース”です。しかし、維持費用がかかったり手入れがしにくかったりするのが難点です。木の風合いが楽しめながら、メンテナンス性に優れた「人工木(樹脂製)のウッドデッキ」をご存知ですか? 今回は、人工木(樹脂製)のウッドデッキのメリットを紹介します。
人工木(樹脂製)のウッドデッキとは
人工木は、天然木とリサイクルプラスチック(樹脂)などを配合したエコ素材です。天然木といっても、未利用木材や廃材、木くずなど、廃棄されるはずだった素材を有効活用しています。不要になっても何度もリサイクルが可能と環境にも配慮されており、次世代の木素材として注目されています。
人工木を使ったウッドデッキは、環境にやさしいというだけでなく、「耐久性」「安全性」「メンテナンス性」「施工性」においても優れた特長があります。「できるだけ長く使いたい方」「子どもがいるので安全性に配慮したい方」「メンテナンスが楽で維持費をかけたくない方」におすすめのウッドデッキです。
人工木(樹脂製)のウッドデッキのメリット
人工木のウッドデッキは、天然木の風合いを感じることができ、そのうえ、天然木よりも優れたメリットがいくつかあります。下記にそのメリットをご紹介します。
美しさを保つ優れた耐久性
人口木のウッドデッキは耐久性に優れています。
- 優れた耐候性:雨風による損傷や太陽の紫外線による劣化、寒さによる反りなどの心配がなく、これらのダメージによって美観を損なうことがありません。
- 腐食しにくい:水がしみ込みにくいため、カビや腐れ、コケ、シロアリ被害などの心配がありません。
- 色落ちがしにくい:紫外線による退色がほとんどありません。原料の段階で着色しているため、塗装が剥げる心配もありません。
子どもが裸足で歩ける安全性
樹脂素材で固められた人工木は、ササクレや割れなどによるケガの心配がありません。また、腐食しにくいため、防腐・防蟻処理や塗装の必要がなく薬品アレルギーの心配が低い特長があります。人工木のウッドデッキは、子どもが裸足で歩いても大丈夫という安全性から幼稚園や公共施設に多く採用されています。
水洗いができる優れたメンテナンス性
汚れがつきにくく水洗いが可能です。汚れが目立つ場合は、水で薄めた中性洗剤を使ってデッキブラシでこする程度です。天然木のウッドデッキに必要なカビなどの黒ずみを落とす定期メンテナンスも必要ありません。
組み立て感覚の施工性
ユニット式の人工木のウッドデッキは、簡単な道具で組み立て家具のように施工できます。
安心・安全・長持ちのウッドデッキで、環境にやさしい暮らしを
人工木(樹脂製)のウッドデッキは、長く木の風合いを楽しみ、かつメンテナンスも簡単にすませたい方にぴったりのデッキです。耐久性が高くメンテナンスコストも低いため、長期的に見ると低コストなのも大きな魅力です。環境にもやさしい人工木(樹脂製)のウッドデッキで憩いの場を作ってみませんか?