ドレスアップ効果も見逃せない!風よけの設置アイデア

風よけ

風が強い日は、玄関のドアを開け閉めするのにもひと苦労します。また、強風に雨が加わると、お出かけ前に玄関前で傘を壊してしまうことにもなりかねません。そのような苦労を軽減するには、玄関前に風よけを立てるのが一番です。周囲からの目隠しにもなり、玄関アプローチのイメージチェンジにもひと役買ってくれます。今回は、玄関アプローチを素敵にドレスアップできる、風よけの設置アイデアをご紹介しましょう。

和のテイストを演出できる天然木の風よけ

風よけは、玄関のドアのそばに立てるフェンスのようなものです。移動ができるタイプであれば、好みによって設置場所の調整ができて便利です。
風よけの素材としておすすめなのが、天然木です。ヒノキやビバのような、木目がきれいな板を使ってみてはいかがでしょうか。また、時とともに変化する風合いは、天然木の魅力のひとつといえます。
竹は和風のテイストが人気です。木と組み合わせて、古来のデザインを取り入れた数奇屋風や庭門スタイル、吉野窓風のモチーフなど、さまざまなアレンジを楽しむことができるでしょう。
また、ミニ庭園を組み合わせることで、和のテイストが際立ちます。日本庭園には、限られたスペースで美を表現する「坪庭」という技法があります。風よけの裏側に、水車や灯篭、シシオドシ、苔などをレイアウトして坪庭をつくれば、訪れた人の目を楽しませることができるでしょう。
なお、天然木の風よけにはあらかじめコーティング剤を塗っておき、雨風による傷みから保護することをおすすめします。

玄関フードをヒントにした風よけ

玄関フードはドアが付いたガラス張りの設備です。玄関の扉が二重になるので、北国では冬場の外気が室内へ流れ込むのを防ぐために設置されています。
この北国仕様の玄関フードから扉を取り除き、ひさしや囲いの部分だけを残した風よけは、明るさと開放感を確保しつつ雨風をしっかりと防いでくれます。

玄関まわりに植えた樹木も風よけになる

玄関まわりに樹木を植えて、風よけにするという方法もあります。たとえ1本でも、樹木があるのとないのとでは大違いです。ヒバやオリーブ、シマトネリコなどを植えれば、玄関まわりに吹き付ける風をかなり軽減してくれるでしょう。
なお、植樹の際は圧迫感のないようにレイアウトするのがポイントです。大型の鉢に植えた樹木にすると、必要に応じて移動ができて便利です。

風よけを設置して玄関まわりをイメージチェンジ

風よけによって、悪天候時の玄関の出入りが楽になります。また、実用のみならず、玄関アプローチのイメージチェンジにもなります。好みのデザインの風よけを設置してみてはいかがでしょうか。

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