
「外構工事に手をつけてみたいけど、失敗はしたくないなあ」
「外構工事をはじめたけど、トラブルを避けるためには何に注意すればいいんだろう」
このようなことで困っている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
外構工事は外から見えるものを新調するので、余計に失敗したくないですよね。
ましてやトラブルが発生してしまっては、外構工事を後悔してしまうかもしれません。
ここではそれを防ぐために、外構工事でのトラブルの対処方法を紹介していきます。
□業者とのトラブル例
*塀や門の耐久性のなさ
完成からわずか数ヶ月で塀にひびが入ってしまったという事例があります。
こちらの場合では、業者の方に問い合わせても、値下げによる素材の質の悪さが原因であるので修理できないという対応でした。
簡単に値下げをする業者との間に起こりがちなトラブルの一つです。
また、数ヶ月使用しただけで門の立て付けが悪化した事例もあります。
修理を業者にお願いしようと問い合わせても、もう引き渡してしまったから修理はできないという対応で、ずさんな工事がまかり通ってしまう結果になってしまいました。
こちらは、アフター保証内容の確認不足によって起こってしまったトラブルです。
*見積もり時の約束と違う
契約時に見積もってもらった金額をかなり上回る金額を最終的に請求されてしまったり、工事の完了日が近づいても全く完成する気配がなく実際に大幅に完了日から遅れをとったりする業者も存在します。
このような場合、いろいろなところで問題を起こしているトラブルメーカーな業者である可能性が高いです。
□業者とのトラブルの対処法
業者とのトラブルのほとんどは、業者選びに失敗したために起こります。
信頼できて自分の希望に応えてくれる業者の見分け方を身につけることができれば、トラブルの発生を防ぐことができるでしょう。
*資格の確認をする
外構工事に必要とされる技術は資格になっているものが多いです。
そのため、どのような資格を持っているかを確認することで実力が分かることもあります。
ただし、資格がある人が必ず能力のある人とは言い切れないので注意が必要です。
*担当者に質問する
資格の有無だけでなく、専門分野に関する質問でも能力を推しはかることができます。
専門的な質問を担当者の方に多く投げかけてみましょう。
*得意分野をチェック
業者自体は悪徳ではなくても、自分の希望している分野には特化しておらずトラブルに発展する場合もあります。
そのため、業者の得意分野を調べておき、自分が工事を求めている分野に特化している業者に依頼するのが良いでしょう。
□周辺の住民とのトラブル例
*騒音や振動
基本的に外構工事は朝早くから行います。
そのため、深夜勤務の方や、朝が早くない方から工事の騒音がうるさくて目が覚めてしまったという苦情がくる事例が多くあります。
こちらは、事前に工事の予定があることを周辺の方に報告できていなかったことが原因で発生するトラブルです。
また、大きな重機で工事を行う場合、非常に大きな振動を起こすことがあり、それが周辺まで伝わって何かモノを壊してしまうというトラブルの事例もあります。
*ホコリやゴミ
工事の際、コンクリートを削ったり土を掘ったりすることで、粉塵や砂ぼこりが発生し広範囲に飛んでいってしまうという事例があります。
これによって周辺の家や洗濯物を汚してしまったり、気管支が弱い住民のぜんそくを引き起こしてしまったりする恐れがあります。
また、工事をしていた関係者がゴミを捨てて帰ることで周辺環境が悪化するパターンも存在します。
これらはホコリが飛び散ったりゴミが散らからないようにする努力をせず、周辺の住民の方への事前説明をしっかりとできていなかった結果起こってしまったトラブルです。
□周辺住民とのトラブルの対処法
*周辺の住民に説明をする
事前にしっかりと工事が始まることを周辺の住民に説明しておきましょう。
ただ工事があることを伝えるだけでなく、期間や時間帯をできる限り正確に伝えましょう。
そうすることで、周辺の住民の方々もいきなりの騒音や振動に驚くこともなくなります。
*工事に立ち会う
工事現場に立ち会うことで、業者の方がゴミを散らかしたり放置したりすることを防ぐことができます。
立ち会うだけでマナーが改善されていなかったら、しっかりと口うるさく注意しましょう。
□まとめ
・業者とのトラブルの対処法として、資格の確認・担当者に専門的な質問・得意分野をチェックすることが挙げられる
・周辺の住民とのトラブルの対処法として、事前に住民に工事のことを説明・工事に立ち会うことが挙げられる
以上が、外構工事でのトラブルの対処方法です。
外構工事でトラブルに巻き込まれないためにどうすべきか分からなかった方には、ぜひこちらを参考にしていただければ幸いです。
何か分からないことがあれば、お気軽に当社までお問い合わせください。